@進められている研究について

@論理的な研究について
未来をあたたかい未来を見据えながら
日々、独自研究に邁進しております
主に、以下3つの活動を行っています

(1)
精神工学、いわば「こころ」の基本概念の構築
(2)
近未来的な社会価値観の模索
大きな理想郷を新規社会に押し付けるのではなく
既存社会に小さな理想郷を組み込むというスタイル
(3)
映画や文学などの分析やリメイク



@万人分担・万人活動という考え方
(2)における私の論理研究について
主たる価値観を簡単に記しておきます。
以下は2011年12月7日、ニュース記事として執筆した文章です。


「不透明採用の大阪職員一掃か、橋本次期市長と未来へ」
2011年12月7日 22:00
「思想の歴史は過誤の歴史である。しかし、あらゆる過誤を通じて、それはまた、行為が徐々に浄化される歴史でもある」と、20世紀英国の数学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドは語ってくれた。必ずしも浄化されているとは言い難いが、今、確かに人類の行為の歴史が大きく変わろうとしている。数千年来の「少数支配・多数隷属」の構造が、インターネット技術などによって大きく転回しつつあるのだ。

"アラブの春""ウォール街デモ"などに端を発する世界的な改革気風が吹き荒れている昨今だが、日本でも大阪から維新な男たちが賑やかだ。5日朝、橋下徹次期市長が当選後初めて市役所を訪問し、早速総務局長に現職員の採用経緯を明らかにするよう求めたという。縁故採用などが取り沙汰されている市役所職員の封鎖的な空間にメスを入れる一言となりそうだ。また橋下次期市長は19日の就任後、市役所内に最高意思決定機関を設ける意向を示している。

古くかび臭い遺物を一掃しようと邁進する同氏に、筆者は期待を寄せている。しかし権力者を潰した英雄たちの末路が、得てして再び権力の悪魔に取り付かれる傾向にある歴史も、しかと把握している。圧倒的な一元化を目指す大阪新世界が、過誤の歴史の道を軽々と歩んでしまう危険性も、決して否定はできまい。

筆者は以前記事内で述べた「相互合意の第一原則」という観点から、「大阪都」にスピーディーな住民合意のインフラ技術を導入するよう、提案したい。それは公共事業や福祉サービスについてそれぞれの住民が決定権を持つ、ひとりひとりに権力が分散されるシステムであり、無論ながらインターネットを解した技術として構築するべきである。合意の種類は、以下の規模で区分すると良い。

(1)都規模の住民合意システム
(2)区規模の住民合意システム
(3)その他小規模の住民合意システム

大阪都が実現すれば、「都」が固定資産税・法人税などの収入財源で水道・消防・公営交通などの生活公共事業が行われる。その他の福祉サービス等は「20区」の裁量に任される。前者の是非を問うシステムが(1)であり、後者が(2)、そしてその他の細かな提議に関するものが(3)である。

「歴史から学ぶことを知らぬ者は、闇の中に生きよ」と19世紀ドイツの詩人ヴォルフガング・ゲーテは語る。権力を一掃した権力人は、その権力を再び民衆に還すべきである。ゲーテの少し後に生まれたイタリア人ジュゼッペ・ガルバルディは、その方法で革命を成功に導いた偉人中の偉人。彼は見事にイタリアの未来を紡ぎきった。

【記事:G・JoeⅡ】

――私は、国会議員の経済的、権力的な特権性をほぼ取り払い、
彼らを一社会人として成立させる社会を構想しております。
大規模な国家政策は国民が決定権を持ち、
その国家政策を提案(提議)する仕事人が、国会議員とする構想です。

権力を万人が分担し、その万人がそれぞれ活動して社会を支えあう。
それが、万人分担・万人活動の社会です。

と、ここで強調しておきますが、私は日本という国が素晴らしい平和な国で、
とても愛していますし、先人たちや国政を担う人たちを尊敬し、感謝しています。
政治家や官僚の方々に敵意を持っているわけでは決してありません。
「よりよい、あたたかい国を築けるのではないか?」という学術的欲求が、
私の論理研究を促す、たったひとつの原動力なのであります。

2012.01.13
GJOE2PROJECT2646
G・JOEⅡ

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