怒られたので認めます・・・?九州電力やらせ問題
2011年10月19日 13:46
「ずっと先まで、明るくしたい」は、2007年から採用された九州電力の広報用キャッチフレーズである。ただ、こんな状況になってしまった今では、こんな美辞麗句に対し反吐が出るような思いを抱く諸賢も多かろう。経済産業省からの天下り巣窟のうちのひとつとして安全より私服と権力を肥やすことに邁進し、人々が悲しみの絶頂にあった震災後に開かれた、至って真剣に原発問題を話し合うはずの討議の場で、自分たちの立場を擁護するやらせメールを画策した。この会社の上層部や関連エリート達が本当に明るくし続けたかったのは、自分たちの豊潤な生活だけである。
18日、九州電力が国に再提出する予定の「やらせメール」問題最終報告書について、自身らが否定していた佐賀県や古川康知事のやらせへの関与を認める方針を固めたという。同報告書は今月内にも提出する予定の、文字通り最終的な内部報告書。これまで同社は佐賀県や古川康知事の事件関与を否定していたが、今回、一転して認める立場を表明した。この方針転換については、枝野幸男経済産業相が行った激しい批判意見が背景にあると言われており、内容は大幅に同相の意向に沿った形に修正されるという。
愚か者が代金を手にしているのは何のためか。知恵を買おうにも、それに見合う心がないではないか――旧約聖書17章16節からの引用である。はっきり言おう!あなた方は肩書きも資産も手に入れた人たちだ。だが、それだけである!早く心を戻さなければ、あなた方の居場所はどこにも無い。
【記事:G・JoeⅡ】
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