2011年6月15日水曜日

▼さや侍▼松本人志▼2011

木立の小道を逃げ来る侍
刃を持たず鞘だけ掲ぐ
娘は彼の後を追う
斬り撃ち挫くは暗殺者

娘説教逃げず戦え
夜半のあばら屋御用でお縄
無断脱藩大きな咎で
若君笑わす30刑

「オレンジ」「うどん」に「腹顔芸」
2人の看守も手伝い「ドジョウ」
「火くぐり」試すはどうかと言えば
翌日大雨火が消える

娘は見捨てて父1人
看守ら協力「熊手」に「相撲」
「鼻上げ」「蛇」に「金魚」で「棒」
「鼻笛」「大箱」「吹き矢」「尺八」
「網顔」「桶」で「目隠し竹刀」

看守の言葉で娘は気付き
父の手伝い前へ出る
浜で公開「人間大砲」
町民笑顔で人気を博す

「荒馬」「墨拓」「人間花火」
若君笑いをこらえて怪我を
母君亡くすは一緒と娘
死と戦ってと若君諭す

「襖破り」でカステラ届け
最後の「風車」は町民応援
風吹き勢い回りはするが
切腹宣告明朝告げる

殿様密かに気に入って
八百長延長親切するが
侍無言で切腹す
鞘に刀を納めつつ

僧に預けた手紙には
娘に対する父想い
墓前で合掌若君共に
幻影笑って墓現代

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