ラ・マンチャ地方の名士の爺
中年家政婦若姪同居
騎士道話をたくさん読んで
熱中あまりに陶酔世界
遥か骨董鎧を磨き
鉄の帽子に面無理付けて
やせ馬に名をロシナンテ
架空の姫君エル・トボーソ
遂に騎士道求めるたびへ
宿屋に到着城勘違い
月夜の噴水叙任に焦がれ
疲れ果てた主人が叙任
意気揚々で商人絡み
姫を離せと見当違い
馬がズッコケ槍ボキ折れて
当の爺さん満身創意
百姓爺さん助けて帰郷
姪と住職床屋は相談
話を聞きつつ書物を処分
それでも遍歴騎士必須
正直百姓サンチョに語り
島の褒美で供にし再出
風車を目にして巨人と見なし
突撃重傷サンチョは唖然
僧侶を悪魔と断言挑み
戦利の服はぐサンチョに罰が
爺は外人従士と決闘
憤怒で一閃外人ばたり
羊の群れ目に妄想肥大
大戦争だと爺言い参加
羊飼いらにボコボコされて
サンチョ疑念も「すべては悪魔」
※ナンセンスにもセンスが必要である
『不思議の国のアリス』と『ドン・キホーテ』
この2冊は至高のセンスで最高のナンセンスを提供している
と、私は感じている
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