2011年8月13日土曜日

8月13日執筆メモ;隕石からDNA成分、NASAが生命起源に一歩・・・!

隕石からDNA成分、NASAが生命起源に一歩・・・!
 2011年8月14日 19:00
宇宙人の入植計画、謎めく人体実験や拉致事件、暗躍するアメリカ合衆国の陰謀――モルダー捜査官とスカリー捜査官が立ち回るSFドラマの金字塔が、『X-ファイル』である。物語中盤で"太古の昔から地球には別個の生命体が存在した"事が明かされ、その生命体遺伝子を地球に運んだのが隕石であったとしている。実際、科学界でも生命誕生の仮説として度々取り上げられてきた"隕石DNA付着説"だが、なんと今回、その学説に一閃の光を差し込む事実が発表された。

米航空宇宙局(NASA)が、地球に到来した隕石からDNA成分を発見した事を公式に発表した。NASAの研究チームは、生命体に不可欠な炭素を多く含む隕石12種類を調査し、その結果としてDNA主要構成成分であるアデニンとグアニンなどを検出したという。9種類の隕石は南極大陸に存在したものであり、地球到来後に汚染された可能性は極めて低いとされている。よって、隕石のDNA成分が宇宙空間で形成されたと見る事が出来るという。

昨年12月にNASAが全世界同時生中継で発表したのが、米カリフォルニアにある塩水湖のモノ湖で、"砒素生命体"であるバクテリアが見つかったというものだった。生命体の大原則である"炭素・酸素・水素・窒素・リン・硫黄"という6元素を介しない、まったく異質の生命体発見だ。実はこのモノ湖周辺は、隕石落下の地としても有名な場所。今回の発表と異質バクテリアに関係性を見出すのは、決して尚早という訳ではなさそうだ。となれば、"僕たちは孤独じゃなかった。隕石にDNAを付着させた生命体が、この宇宙のどこかにいる!"と叫びたい所だが、"モルダー、あなた疲れてるのよ"と諭されそうなので、そこまでは言及しない。

【記事:G・JoeⅡ】


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