2011年8月8日月曜日

8月8日執筆メモ;「お台場で韓流抗議デモが、筆者は問いたい彼らの本意」

8月8日執筆分
お台場韓流抗議デモに向けて
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お台場で韓流抗議デモが、筆者は問いたい彼らの本意
 2011年8月9日 09:00

ロンドンでは警察官の射殺事件を巡って、デモ団体の若者の一部が暴徒化したばかり。一方、日本でも暴徒こそ発生しなかったが、比較的大きなデモ騒ぎが持ち上がった。テレビ局の韓流放送を批判する内容で、数百人が参加(主催者発表は2500名)、無許可のまま1時間程度「韓流やめろ」などのデモ行進を行った。彼らはツイッターなどSNSサービスを通じて集まったメンバー。中には子供を連れた母親も見られ、ある証言の中には参加理由として中東地域の革命を面白がるものもあるようだ。

少々趣を異にする部分もあるが、これは「脱・原発」運動の本質と類似している。原発を停止させる事はもちろん必須課題であるが、問題はその後の世界である。新たなシステム作りを具体的に提案出来なければ、彼らはただ積み木を壊す無法者に過ぎない。積み木どのように積み替えるか、その提案・展望を示すことが出来て、初めて彼らは積み木を壊す行動に出られるのだ。革命と名のつくほとんどの事件、歴史上の多くの事件が、同様の誤謬を犯して混乱した。改めて言うが、"積み木を壊す"事を目的にしてはならない。"どのように積み直すか"が最終的な目標なのだ。果たして先述デモの参加者は、その積み直し方について、具体的な提案が出来るのか。ただただ他文化を排他する攻撃的な意志があるだけというのなら、これはどこぞの暴力的環境集団と変わりがない。

筆者としては、より知的なアドベンチャー番組の制作をテレビ局側に要請したい。いわゆる"ディスカバリーチャンネル"風のドキュメンタリーだ。取り扱うテーマは宇宙。マクロな宇宙とミクロな生命体への知的好奇心を刺激する番組。JAXA(宇宙航空研究開発機構)と提携するなどして、バラエティやドラマに溢れかえる文化の中に、ひとつ真面目な方向性を示したい。

【記事:G・JoeⅡ】

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