2011年8月16日火曜日

8月16日執筆メモ;ジョブズ、一切チェックなしの『自伝』出版を公認!

ジョブズ、一切チェックなしの『自伝』出版を公認!
 2011年8月16日 16:20
「これはただのCMじゃない。僕らは宇宙に衝撃を与えたいんだ。芸術家のように新しい世界を作りたい。人類の思考の歴史を書き換えるのは僕らだ」――映画『バトル・オブ・シリコンバレー』の冒頭は、そんなスティーブ・ジョブズに対するインタビュー風景から始まる。こちらは綿密な調査に基づくフィクションであるが、アップル創設者ジョブズから醸し出されるカリスマ性を感ずる事が出来る作品だ。

現地時間16日、米アップルの創業者で最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の半生記の執筆が完了した事が伝えられ、11月21日の発売を予定している事が明らかとなった。同著『Steve Jobs: A Biography』はタイム誌元編集長が執筆したもの。業界でもっとも注目されている人物だけに、これまでもインタビューは数多く行われたが、公認著書として彼の人生が語られるのは初めての事となる。また、今回の半世記についてジョブズからチェックを求められる事はなく、周囲の人間たちの自由な意見が掲載されているという。Macを経てiPadの衝撃的なデビュー。確かに、人類の思考の歴史を書き換えつつあるジョブズ。邦訳版の販売は未定だが、是非とも読んでみたい人々は多かろう。

もっとも、筆者の身勝手な発言が許されるのなら、タブレットPCはデザイン性こそ大成功を収めているが、思考の歴史を変えたとは言いがたく、その操作性は従来のパソコン概念とそう変わらないと考えている。現在放映中のIPad・CMにある通り、"デジタルを超越した時"が、真に人間の思考を変える時である。よりアナログ化された操作性を勝ち得る事が、彼らの宿命となるだろう。具体的には、モニターなどを不要とする腕時計型、カード型などの極最小省電力コンピュータ、そしてより単純で感覚的なインターフェイスの開発が望まれる。さて、どうなる未来!

【記事:G・JoeⅡ】


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